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History
メッテルニッヒ×Buddy system合同公演
ハルカソラの約束
2008.12.5-7 in 大塚萬劇場

チラシ表  チラシ裏



STORY

時、二〇XX年。
人型タイムマシン・KAGUYA-A1-OKINAは
歴史調査のために派遣された時代で、歴史改竄の大罪を犯す。
だが、時間管理局に捕われた彼女はその記憶を失っていた。

心に浮かぶは、遠い面影、淡い温もり、
「雪」と名を呼ぶ声…そして、桜の下で交わした約束。
なくした記憶を求め、「雪」は再び一六一四年大阪へと向かう。

そこで出会ったのは、大阪城城主・豊臣秀頼。
その人だった・・・。


「春には桜を、秋には紅葉を共に愛でよう。常しえの誓いだ・・・雪」


CAST

雪/船津 久美子
秀頼/Marcy 伊藤(世界征服計画)
千姫/ケイ
天馬/石川 毅
淀の方/島田 ミスズ
大野治長/飯川 明男
大野治房/大野 諭
大野治胤/Vem
楓/安藤 春菜
桔梗/丸本 陽子(DanceCompanyMKMDC)
虎紅/今泉 直(Island)
兎彦/横野 泰
朧/山本 尚寛
朔/西本 雄二
佳月/田中 瑞鈴(劇団鴉霞)
三日月/菅野 睦子(Island)


STAFF

脚本・演出/高橋 幹
演出補佐/いしかわ つよし
演出助手/ケイ
舞台美術/濱崎 賢二(青年団)
舞台監督/喜久田 吉蔵
照明/高木 祐典・ヒロ
音響/山田 尚古
映像/中山 陽平
映像協力/SeaBose
ダンス/島田 ヤマキ
殺陣指導/Marcy 伊藤(世界征服計画)
衣装/利根川散歩道
衣装協力/田中 美穂
メイク/清水 うみ
小道具/Bakeryパンダ
宣伝美術/渕本 ありさ
当日パンフレット/深山 楓
舞台撮影/JACK(林 宏至)
当日運営/松田 梢
公演協力/南部 陽子・渡辺 大輔
制作/ハルソラ製作委員会


COMMENT

いやはや( ̄▽ ̄;
「初」づくしの公演でございました。
まず自分にとっては、初の「再演」作品。
この作品は6年前に、メッテル面子の心の故郷「劇団東京パレット」で上演したものでした。
自分の脚本としては4作品目。
自分達の代の卒業公演ということもあり気合いも入りまくり、良い仲間にも恵まれて、
めちゃめちゃ楽しい公演でした。
作品としても好評を得て、理想化される記憶と共にあまりに「特別」な公演になってしまい、
なんというか・・・いつしか、超えられない「壁」のような存在になっていました。

「特別」だからこそ、向き合おう。
この公演を自分が芝居をやる意味を考えるきっかけとしよう。
きっと「ターニングポイント」となる。
その思いから、企画を立ち上げたのは・・・かれこれ、1年半以上前?
随分先の話だねーと。
声をかけた方々には苦笑されました(^^;

Buddy systemさんとの合同公演でもあり、
ほんとーにチャレンジばかり「初」づくしの公演でした。
いやはや、めっさ大変でした〜〜〜〜・・・( ̄▽ ̄)
でもそれだけに「縁」の不思議。
巡り合わせの不思議に驚かされ、感謝した公演でもありました。
たくさんの偶然の積み重ねの出会いがあって、そしてたくさんのご厚意の上に、
今回の公演はあったように思いマス。
本当にありがとうございました。
ぺこり。

今回自分は、脚本・演出ん時としては、
ここでも「初」なのですが、役者参加をしませんでした。
自分の不器用さを考慮した上での判断でしたが・・・。
もー役者のみんながうらやましくて仕方なかった(≧○≦)
ないものねだりですな(笑)
いつぞやは、もう役者を辞めようと、人知れず決意してたというのに(笑)
千秋楽で役者紹介をするので、カーテンコール時に舞台に上がらせていただきまして。
そこで実感してました。
いやー舞台ってほんっとにいいものですねぇー(○ ̄▽ ̄○)

はてさて、 幹ろんコラムのような様子を呈して参りましたが。
稽古場では役者陣はみんな仲が良く。
非常に和やかな稽古場でございました。
不器用演出幹ろんは、はわはわと四苦八苦しておりましたが、
そんな中で、みんなが稽古が楽しいと言ってくれることが救いでした。

メッテル男陣、アフロ飯川・議長のん・怪優Vemの3ショット扮する
大野三兄弟は、非常に人気を博し、メッテル男陣のある意味での舞台での役割を実感(笑)
いや、彼らじゃなきゃできなかったッス。
いや、ホントすごい。

一方、Buddy男陣、主宰石川氏・やっほいニッシー・横野氏の3ショットは。
それぞれの役柄が、タイプが違って格好いいとの評判をいただき、
ここにメッテルとBuddyの合同公演をする意味はあったかなと思ってみたり(笑)
いやはや。
メッテルだけではできないこと、Buddyさんだけではできないこと、
まさに化学反応の公演でありました。

アフロ飯川のアフロ頭は、もはや公演の恒例になっておりますが、
今回も鉄板で楽しませてくれましたw
さすがです(笑)
地毛の天然パーマの上にアフロのかつらをかぶるという、
まさかのアフロonアフロの芸当はお客様の度肝を抜いたようで、
こちらもうれしくございましたw

・・・こんな話ばかりですが、
基本は恋愛メインのシリアス芝居でございました(笑)
初演時も主役をやってくれた船津嬢に同じく「雪」を演じてもらい、
殺陣の回数7回という。
むしろ船津嬢を殺す気か??という、内容に対し、最後まで必死に戦い抜いてくれました。
さすがでございます。。。多謝。
ガラスの腰の船津嬢を気遣って、三日月役の睦子嬢がマッサージに励む様子が、
稽古場の至る場所で見られました。
嗚呼、コンビ愛。びば。

今回テーマは「少女漫画」(笑)
和モノですが、イメージは「ふしぎ遊戯」。
これは初演から変わらずです(笑)
秀頼役のMarcy伊藤氏へのダメ出しには、
「それは少年漫画! あたしがほしいのは少女漫画なの!」
というダメ出しが多々ありました(笑)
そしてその感覚をやたらと理解してくれたのが、
やっほいニッシーこと西本雄二氏。

何故「やっほい」なのか。
割と「かっこいい」というファンが多いのに、
本人にはどーもその声が届かないらしく、
きっとニッシーの耳には「やっほい」と聞こえてるのだと。
そんな話で盛り上がって以降。
稽古場でもっぱら、ニッシーは通称「やっほい」になってました(笑)
そんなニッシーは、乙女な感覚についてきてくれる、
幹ろんにとっては生き別れの兄のような感性をもった存在でございました。

なにせ役者16名。
それぞれの思い出を書きつづれば書ききれないほど色んなことがあって。
本当に楽しかった公演でした。
苦労の分だけ、幸せな気持ちをいっぱいもらえた公演でした。
みんなでひとつの芝居をつくることはやっぱり、とてもとても幸せなことです。
本当に本当にありがとうございました。


長くなりましたが、最後にちょろりと余談を。
今回の劇場。
ブースの下の男子トイレには鏡がないのですね。
劇場には割と色んなうわさ話がございますが。
トイレに鏡がないって・・・なにか映るのか??
そんな話が話題にのぼりつつ。

INブース。
いやはや、その下が男子トイレってすっかり忘れていたのですよ。
本番中。オペ補佐で、オペのメッテル山田尚古と一緒にブースに入っていた幹ろん。
尚古の後ろを横切った時、尚古の方から。
ハミングが聞こえて。
「え?」と、思って。

幹ろん「尚、今ハミングで歌ってた?」

尚古「・・・幹ろんの方から聞こえたけど?」


・・・( ̄▽ ̄)やっほい。
いや、ニッシーではなく(笑)

どうやら二人の何もなかった間からハミングは聞こえた模様。
思えば小屋見学の時、ブース内を撮影しようとした飯川氏の携帯が、
原因不明で機動しなくなったり・・・。

まま、劇場は色々ありマスwww


でも、ちゃんと事務所の神棚にお願いをした甲斐もあってか。
皆大きなケガもなく、無事に公演を終えて本当に良かったですw
打ち上げでは、客演の姉上こと田中瑞鈴嬢が。
おなごを押し倒す様などもございましたが(笑)、
ついでにやっほいニッシーも押し倒されていましたが(笑)
兎に角は無事終了。

最後は、稽古場日記のやまさんをマネまして(笑)
この言葉でしめさせていただきます。
公演中はやった魔法の言葉。

ボバーン!

嗚呼、分かる人しか分からない(笑)
元は大野三兄弟、舞台上のネタでございました☆☆☆


Comment By 幹。


PHOTOGRAPH

  • 雪・船津久美子
  • 秀頼・Marcy伊藤
  • 天馬・石川毅
  • 千姫・ケイ
  • 淀の方・島田ミスズ
  • 大野治長・飯川明男

  • 大野治房・大野諭
  • 大野治胤・Vem
  • 楓・安藤春菜
  • 桔梗・丸本陽子
  • 虎紅・今泉直子
  • 兎彦・横野泰

  • 朧・山本尚寛
  • 朔・西本雄二
  • 佳月・田中瑞鈴
  • 三日月・菅野睦子

  • 楽屋@
  • 楽屋A
  • 楽屋B
  • 楽屋C
  • 楽屋D

  • 稽古中@
  • 稽古中A
  • 稽古中B
  • 稽古中C
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